大学を一年休学して、オーストラリアのシドニーへ行き、語学学校へ通い、そのあとオーストラリア、ヨーロッパ、アフリカとバックカッパーになって旅をしてきた記録です。

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2、語学学校の手続き

シドニーの語学学校〜その2 シドニー大学付属語学学校CETとは

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大学を休学してシドニーを英語の勉強先に決めて選んだのはシドニー大学の付属語学学校のCET(Centre for English Teaching)でした。

 

 

CETを検討している人や、シドニーの語学学校を探している方のためにCETの紹介をしたいと思います。

 

 

 

▼CETの概要

 

まず、CETはオーストラリアのニューサウスウェールズ州のシドニーにある語学学校で、シドニー大学というオーストラリア最古の大学でオーストラリアの歴代首相やノーベル賞学者なども輩出する名門校です。

 

 

生徒数は350人から600人で、普通の英語コースやビジネス英語コース、大学進学コースなどいくつかのコースに分かれています。

 

 

クラスの人数は大体1クラス10人から20人くらいでした。

 

 

各コースもレベル別細かくクラス分けされているので安心です。

 

 

コースは入学時にテストを受けて、そのテストの結果で決められます。何周かに一回クラスアップのためのテストがあり、合格するとクラスを上げることができます。

 

 

もし、自分に合わないクラスだった場合は先生に相談してみましょう。僕は、英語が苦手なので最初はかなり下のクラスでしたが、途中で自分のレベルに合わない気がしたので先生に相談したら飛び級でクラスを上げてくれました。

 

 

短期の語学学校への勉強の場合、時間が限られているためクラスが合わない気がしたら積極的に先生に相談した方が良いです。自分の英語力に合わないクラスだと時間を無駄にしますし、友達になるのはクラスメートが多いのですが、下のクラスにいるとクラスメートも英語力が低いため英語での会話がうまく出来ないこともあります。

 

 

クラスを上げることにより、英語力の高い友達を作ることでスムーズな英会話の機会を増やすことが、英語力を上げる近道だと思います。

 

 

 

▼CETの立地

 

シドニーのセントラル駅からバスで10分くらいで到着します。僕は何度かセントラル駅から歩いて行ったこともありますが、通学でセントラル駅から歩いて行くとつらいかもしれません。

 

 

CETはシドニー大学の敷地のすぐ隣にあるビルを基本的には使っていますが、クラスによってはシドニー大学の校舎を使ってました。

 

 

また、リスニングの授業はシドニー大学の中のリスニング専用の施設を使っていたので、シドニー大学のキャンパス内に入ることがあり、語学学校に通っているのに海外の大学に通っている気分を味わえます。

 

 

CETのまわりもそこそこいろんな店があるため、昼休みに学校の外にランチに出かけました。良く行っていたのは、セルフサービスでおかずをとって自分で弁当箱のようなものに詰めるチャイニーズレストランでした。

 

 

他にもいろんな飲食店があるのですが、値段が安いため結局チャイニーズレストランに行ってよくラーメンとか食べてました。

 

 

セントラル駅に近く、もう少しいくとシティに行けるので遊びに行くのも便利ですし、CETから少し行くとブロードウェーショッピングセンターといういろんな店が入った施設があり、その中のKマートというディスカウントショップがいろいろと安かったので、よく利用してました。

 

 

そういえば近くにアイスクリーム工場があって安くアイスを食べることが出来たような思い出があります。

 

 

 

▼CETの設備

 

CETはパソコンがかなり充実していました。外国に行くといろいろとわからないことが多いので調べるためにパソコンを使いたいことがよくありましたが、パソコンが多く設置してあるためストレスなく使用できました。

 

 

日本の大学の学食と比べてしまうからかもしれませんが、CETに付属しているカフェテリアはあまり個人的にはよくありませんでした。

 

 

売っているご飯もサンドイッチなどのパン系とペットボトルジュースばかりだったので、僕は家で朝サンドイッチを自分で作って持って行ったり、近くのレストランにみんなでランチしにいってました。

 

 

シドニー大学のカフェテリアもありますが、キャンパスが広いため近くのレストランに行った方が早かったです。

 

 

校舎は新しくきれいで明るい雰囲気でした。

 

 

 

▼CETの先生

 

僕がいたのは下のクラスだったのですが、そのときはイギリス人でワーキングホリデーで来ていた先生でした。しかし、イギリスでも教師をしていたようで、教え方はうまかった気がします。

 

 

他の先生も片手間で教えていたり、たまたまオーストラリアに来て初めて英語の先生をしているような先生はいなかった気がします。

 

 

どの先生も熱心で優しいかったです。

 

 

熱心な先生が多いせいなのか、結構宿題が出ます。あとテストも多いので頑張りましょう。

 

 

 

▼CETの生徒

 

生徒はいろんな国から来ています。僕がいたかなり下のクラスでは、日本人や台湾人、メキシコ人、中国(上海)人、中国(香港)人、韓国人、タイ人、スイス人、サウジアラビア人がいました。

 

 

やはりシドニーは日本人に人気の留学先なので日本人は多いですが、10人くらいのクラスに2~3人でした。CETの方でコントロールしてくれているのかわかりませんが、クラスで多くても日本人が3割くらいに抑えてくれていました。

 

 

せっかく外国に来ているのに日本人ばかりで固まっていても面白くないし、調度良い配分でした。

 

 

自分のまわりの友達で多かったのは、台湾、韓国、タイ、メキシコの人でした。ヨーロッパ系の人は大体上のクラスにいるので友達は少なかったですが、ドイツ、スイスの人がいました。

 

 

大学進学を目指している人も多いため、モチベーションが高い人が多いのも、英語を勉強する環境として良い気がします。

 

 

上のクラスに行けば行くほどモチベーションが高い人が多いので、CETに行くことが決まったらなるべく早く勉強を始めて、良いクラスに入ることを目指すことをオススメします。

 

 

 

▼CETの学費

 

田舎にある学校などに比べると高かった気がします。金額で選ぶのであればオススメはできません。

 

 

現在の詳細は公式ホームページで確認できます。CET公式ページ(英語)

 

 

現在は昔に比べるとオーストラリアドルが日本円に対してかなり値上がりしているため、値ごろ感はないと思います。

 

 

しかし、オーストラリアは日本とワーキングホリデーという1年間働いても良いビザを発行しているため、バイトしながら語学勉強をすることも可能ですので、その方法なら経済的な負担も軽減できます。

 

 

シドニーなら日本人向けのバイト先も結構あるので大丈夫です。

 

 

▼その他

 

CETは学校側でホームステイ先も斡旋してくれるので、どうしたら良いかわからない人には助かります。ホームステイ先を日本の業者に委託したくなかったのですが、CETを介しておこなえば実績のあるホームステイ先を紹介してくれるので、トラブルもなくて安心して勉強出来ました。

 

 

全体的にきっちり、しっかりしてる学校だと思いました。オーストラリア特有と言われるルーズな感じは一切しません。

 

 

さすが伝統ある大学の付属学校です。

 

 

校内にある掲示板にイベント情報がいろいろとあったのもよかったです。街であるイベント情報をチェックしてみんなで出かけるのに役に立ちました。

 

 

その掲示板でシドニー映画祭のことを知ったり、オペラハウスでのクラシックコンサートのことを知ってオペラハウスの中に入ることも出来ました。

 

 

生徒も人柄が良い人ばかりで、友達を作りやすかったです。

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