大学を一年休学して、オーストラリアのシドニーへ行き、語学学校へ通い、そのあとオーストラリア、ヨーロッパ、アフリカとバックカッパーになって旅をしてきた記録です。

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9、シドニーからケアンズへバスの旅

シドニーからケアンズへ〜1日目2 英語がわからない孤独

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初日の途中で気がついたのですが、バスの中にはアジア人は自分1人だけでした。オーストラリアならどこに行っても日本人や他のアジア人がいると思っていたけど、誰もいませんでした。やはり、アジア人の方がなんとなく話し易い気がします。

 

 

まわりを見ると欧米系の人ばかりで多分みんな英語はネイティブです。語学学校で3ヶ月英語の勉強をしても、聞こえてくる英語がほとんど聞き取れませんでした。

 

 

そんな感じなので、話しかけても聞き取れなくて会話にならなかったらどうしようと思って、なかなか話しかけることが出来ませんでした。

 

 

今思えば語学学校で学んでいたときに英語がわかったのは、先生が生徒にわかりやすく話しをしてくれていたことと、まわりの友達も英語がネイティブの人ではなかったので、判り易かったからだと気がつきました。

 

 

語学学校で英語が話せた気になっていましたが、実際にはネイティブの人と普通に話せないと意味がないです。

 

 

結局、夕食は輪に入って行けず一人でチョコレートを食べて終わりました。

 

 

そのあとに、ナイトツアーというイベントがあって小さな小屋に集まってみんなで星に関する話しを聞きました。

 

 

そして、小屋から出ると外は満天の星空です。

 

 

今まで見た中で最高の夜空でした。

 

 

天の川って本当に川みたいになっているんだと実感できる星の量です。

 

 

あまりに星の量が多くて星が落ちて来そうな気がしました。

 

 

星空を観察したあと部屋に戻りました。まわりの人たちはビールを飲んでトランプをしたりして楽しそうです。

 

 

なかなか輪に入れなかったので日記でも書いて寝ようかなと思っていたら、その中の一人がトランプに誘ってくれました。

 

 

ポーカーのルールを知っていてよかった。

 

 

そして、さっき箱で買っていたビールを分けてくれました。

 

 

トランプに誘ってくれたのはジェイミーというイギリス人でした。ビールをくれたので飲んでいたら酔っ払ってだんだん英語がわからなくてもなんとなくノリで話せるようになってきました。

 

 

みんなが話しをしているのは早くてわからないけど、一対一なら相手が自分のペースに合わせて判り易く話しをしてくれたのでなんとか理解できました。

 

 

一日中1人でいて英語もわからず、この旅はなかなか友達が出来ないのかと心配していましたが、誘ってくれたおかげでなんとかなりそうだと思えるようになりました。

 

 

孤独なときに誘ってくれるのってすごく嬉しいものです。

 

 

その日は、楽しくビールを飲んで寝ることができました。

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