朝起きたらクロワッサンの朝食をくれました。今までオーストラリアのホステルは食事は各自キッチンを使って勝手に作るシステムだったのでなんだか新鮮です。飲み物も飲み放題だったのがありがたく、おいしいクロワッサンと暖かいココアを楽しみました。
シャワーを浴びてロッカーに貴重品をいれて、外出の準備をしてさっそく観光に出かけました。
朝早かったので少し肌寒かったです。
最初はやっぱりコロッセオかなと思い、コロッセオに向かうことにしました。朝早く、あまり人がいないためとても気持ちよいです。泊まっている宿の「ガリバーズハウス」からコロッセオはそんなに遠くなく、ほどなくしてコロッセオに到着しました。
近くでみるとかなりおおきいです。現代のスタジアムと同じような大きさだと思える建築物ですが、これが古代ローマ時代に作られたと思うと感動します。ローマ帝国の技術のすごさを感じられます。
コロッセオに入場するにはかなり並ぶと聞いていましたが、朝早かったからなのか20分くらいで中に入れました。入場料は8ユーロでした。
中の空間もかなり広く、当時のローマ人の技術の高さが感じられます。
ジョジョの奇妙な冒険の第5部でもコロッセオが出て来たし、映画の「グラディエーター」もコロッセオを舞台としていたことを思い出しました。トンネルを通って広場へ抜ける瞬間は決闘へ向かう闘士の気分になれます。
何百年と同じ景色を保っているというのはすごいです。
コロッセオの内部はまだまだ工事中のところもたくさんありました。コロッセオの説明をしてくれている展示物だと思われるものもありましたが、イタリア語だったので読めなかったのが残念です。
一人旅なので自分の写真を撮るのが大変です。観光施設の中なので大丈夫だと思いますが、一応警戒して写真を撮ってもらうときに老夫婦にお願いしました。
今は中央に穴があいて、その下は小さな部屋に別れていますが、元々は取り外しが出来る床がはめ込まれていて、その上で人間と猛獣が戦ったり、剣闘士同士の戦いがあったようです。
床下に見えている小部屋は昔、猛獣の檻として使われていたそうです。
観客席も今ではかなり風化してしまっていますが、かつてはここに満員の観客が入っていたと考えるとすごいです。
ちょっとずつ補修して昔の姿を再現しているようです。
建設当時の姿を見てみたいですね。
風化している姿から当時を想像するのも以外と楽しかったりします。
近くには凱旋もがあり、なぜか野良猫がたくさんいました。
猫も誰かの帰りを待っているのでしょうか。
この凱旋門を遠征から帰って来たローマ兵が通っていたんですね。
地球の歩き方に書いてあったのですが、コロッセオの前にはローマ兵のかっこうをした人がウロウロしていて中には強引に有料の写真を迫ってくる人もいましたが無視しました。
次は、「フォロロマーノ」に向かいます。