シドニーシネマフェスティバルはシドニーで開催される一年に一度の映画の祭典です。何日にもわたり、市内の映画館や劇場で短編映画や長編映画、などのいろんな映画を観ることができます。
語学学校の掲示板にイベントのお知らせがあったので、チケットを買って友達を誘って行ってみることにしました。
オーストラリアでは普通の映画は10ドル以下で観れるので日本より安くて良いですが、シネマフェスティバルのチケットは15ドルと普通の映画より少し高めでした。
シネマフェスティバルの会場はいくつもあるのですが、僕がチケットを買ったのはシティの中心にある劇場でした。
映画でしか見たことがないような豪華な劇場の入り口がシネマフェスティバル用にデコレーションされています。
この劇場はステートシアターという歴史のある劇場でした。昔の劇場っぽく中の装飾もかなり豪華です。
会場はこんなところだとは知らなかったけど、こういうところに入る機会ってなかなかないので、ラッキーでした。
映画祭に来ている人で劇場内はかなり込み合っています。
日本って天井の高い建物があまりないので、こういうところに来るとちょっと圧倒されます。
2階にあるバルコニーがなんだか良い感じの建物です。
シャンデリアが豪華できれいです。
こちらのシャンデリアもきれい。
天井は蜂の巣みたいになってます。
ここでは、映画を観るのは普通の映画館のようではなく、劇場を使って映画を公開するのですがやっぱり映画を観るなら普通の映画館の方が良いです。
やはり映画専用の映画館は他のことに意識がいかないように、映画に集中できるような造りになってますが、劇場で映画を観ると正面の自分の視野に対して、観る画面が小さいためちょっと不満でした。
たまたま選んだ映画は、オーストラリアのバス運転者のドキュメンタリーでした。
司会の人が出て来て映画の紹介をします。
そして、劇場が暗くなり映画が始まりました。
映画の英語がすべてわかるほど語学力はないですが、なんとなく、最初は男性だったバスのドライバーが自分の意識に気がつきだんだんと女性になっていき、最後は女性の格好で仕事をするようになったという話を、映像で話を追って楽しむことができました。
映画終了後にドキュメンタリー映画の主人公だったバスの運転手が登場しました。
映画の最後のように女性の格好になって登場し、インタビューを受けていました。こういうところが映画祭っぽくて楽しいです。
シドニーフェイルムフェスティバルは毎年6月におこなわれているそうです。
映画祭の面白さを知ることが出来た良い機会でした。