今日は、今まで行きたかった「バチカン市国」に行ってみることにしました。昨日の地図を見ないで適当に歩いて迷った失敗をふまえて、今日はちゃんと地図を見て歩くことにしました。
泊まってる宿の近くにこんなすごい教会がありました。
さすが、街中が世界遺産のローマです。そして、少し歩くと遺跡がありました。
看板に「NOVITA」って書いてあって「のび太?」と思ってつい写真を撮ってしまいましたが、本当はどういう意味なんだろう?
こんな景色が普通にある街ってすごいですね。
狭い路地もかっこ良く見えます。それにしても、ローマって古くからある街なのに道幅が広いです。昔から馬車が通れるように道幅が広くとられていたのでしょうか。
ローマで運転するのは大変そうですね。どこをどう走ったら良いかまったくわからないし、車は多いし、クラクションはよく鳴っているし。
この橋は比較的新しそうです。そして、写真の奥に改装している建物が見えます。ローマの町並みも放っておいてはだめで、修理や修繕をしてきれいにしていくのですね。
やっと本日の最初の観光スポット「サンタンジェロ城」が見えてきました。サンタンジェロ城の前にある橋も立派で見応えがあります。
結局、ガリバーズハウスから地図を見ながら30分くらいで迷わず到着しました。やっぱり地図は見るべきです。
サンタンジェロ城はローマの休日にも登場したようで、夜のパーティーに出かけた王女が、追っ手の男達相手に大活躍したのが、テヴェレ側にかかるサンタンジェロ橋のたもとだそうです。ローマの休日を観てからくればよかったかな。
もともとサンタンジェロ城はハドリアヌス帝が自分自身とその後のローマ皇帝の霊廟として建てさせたもので、中世には城が増強され、度重なる侵略時に教皇がここで身をひそめ、ヴァティカンの要塞としての役割がありました。確かに外から見ると丸くて大きくて霊廟としてより要塞と言った方がしっくりくる感じがします。
ここまで来るとヴァティカン市国もすぐ目の前です。この辺りの道や建物は他の茶色っぽいローマの建物に比べて白っぽくてきれいな感じがしました。
サンタンジェロ城にかかるサンタンジェロ橋の上ではいろいろなお土産を売っていたりしました。それよりも、橋の上に飾られた見事な彫像が素晴らしかったです。
サンタンジェロ城は中が博物館になっていて入ることができます。僕が行った時は、
・料金: 6.5ユーロ
・開業時間: 9:00~20:00
・電話番号: 06-6819111
・定休日: 月、1.1、12.25
でしたが、変わっている可能性もあるので一度確認してから行くことをオススメします。
サンタンジェロ城の中はなんとなく思っていた物々しい日本の城と違い、ちょっとした街のような感じがしました。
最初の順路を進むといきなり道が地下に続いていきました。
なんとなくドラクエの洞窟を探検しているような気分です。そして、洞窟は続きます。
下がったと思ったらいつの間にか上に上がっていて、通路を抜けると中庭のような所に出てきました。
ここもなんとなく、城の中というよりは中世の街の路地に紛れ込んでしまったという感じです。羽の生えた彫像がかっこよかった。上に上がると展望台のようになっていて、ローマの街を見下ろすことができます。
きれいな町並みですね。
城の上の方にカフェがあって、ここまで歩いて登ってきて疲れたおじいちゃん、おばあちゃんたちが休憩していました。
中庭を歩いていると投石機と、飛ばすための石が置いてあり、こういうのを見ると城の中にいるのだという実感が湧いてきますね。それにしてもここから石を飛ばしても相手が見ないのではないかと思います。
元々はここから石を投げていたのではないのかもしれないですし、実際には相手を見ないで、他の見ている人の指示に従って投石していたのかもしれないです。城の中をよく見るといろんなところに砲台や砲弾や、矢や鉄砲を撃つような穴が開いていて面白かったです。
頂上まで登ると彫像が迎えてくれました。サンタンジェロ城はハドリアヌス帝の霊廟として建てられたということだったので、この彫像はハドリアヌス帝でしょうか?
さっきより良くローマの街が見えます。
もう少し晴れていたらよかったのですが。
サンタンジェロ城からはヴァティカンも見えます。奥に見えるのが有名な「サン・ピエトロ寺院」です。
ローマの街は建物の色が茶色に統一されていてきれいです。
サンタンジェロ城の最上階から降りるところも街っぽくて面白いです。
外を見ると先ほどのサンタンジェロ橋がきれいに見えました。
次は、やっと念願の「ヴァティカン」に向かいます。