ボルゲーゼ公園のあとは、昨日行けなかった「サンピエトロ・イン・ヴィンコリ教会」へ向かいました。サンピエトロ・イン・ヴィンコリ教会はガイドブックによると、
〜〜〜日本人にはなじみが薄いが、欧米の観光客にきわめて有名なのがこの教会。なぜならここにはミケランジェロの3大彫刻のうちのひとつ、「モーゼ像」があるからだ。均整のとれた肉体が美しく表現されている。
この教会にはもうひとつ珍しいものがある。それは、「聖ペテロの鎖」だ。キリスト教徒が迫害されていた頃、布教活動をしていたペテロが捕えられて、この鎖で牢獄につながれていたというもの。今は透明なケースに収められて、聖遺物として大切に保管されている。〜〜〜
とのことです。ちなみに「ヴィンコリ」とは鎖の意味だそうです。早速ボルゲーゼ公園からサンピエトロ・イン・ヴィンコリ教会へ向かいました。
サンピエトロ・イン・インヴィンコリ教会は無料で入れますし、無休です。そして、中に入るとさっそくありました。ミケランジェロの「モーゼ像」です。
モーゼって旧約聖書に出てくるエジプトから脱出する時に海を割って逃げた人ですよね。なんとなく他の彫刻と違い、リアリティが感じられる気がします。筋肉の表現とかがまるで本物の人間みたいです。
そして、これが聖ペテロがつながれていたという鎖。
日本では言えばご神体のようなものですか。でも、ご神体はそのものを神様に見立てて拝むけど、これは、聖ペテロのありがたい遺物として拝むということで違うのかも。
どちらにしろ貴重なものなんですね。
個人的に気になったのが天使のような骸骨。
見た目は天使っぽいけど、骸骨だし死神の鎌のような物持ってるし。骸骨がリアルで結構印象的でした。
次は、「サンタマリア・マッジョーレ教会」へ向かいます。