シドニーにはたくさんビーチがありますが、そのなかでも有名なビーチの一つが「ボンダイビーチ」です。
ボンダイとはアボリジニの言葉で「岩にくだける波」という意味があるらしいのですが、ボンダイビーチの波はその名の通り大きな波で、サーファーに人気のスポットです。
僕がシドニーでホームステイしていたクージービーチというところが、ボンダイビーチにそこそこ近く、ビーチからビーチへ海岸に沿って行けそうだったので、買ったばかりの自転車に乗って探検することにしました。
その日は、学校は休みで朝ゆっくり起きて、11時くらいに前の日の残り物を朝、昼ご飯として食べました。
ヘルメットをかぶって自転車に乗り込んで家を出発しました。
家が坂の途中にあるので、まずはクージービーチに向かって坂を降りていきます。
きれいに晴れて最高の天気でした。
5分もかからないうちにクージービーチに到着しました。クージービーチは小さなビーチですがこじんまりとしていて僕は大好きです。
クージービーチからボンダイビーチ方面に向かって遊歩道がきれいに整備されています。
狭い道なので自転車で走れないし、途中階段もあったりアップダウンが激しいので自転車は押して行くことにしました。自転車を置いてくればよかったと後悔しました。
海岸沿いはブロックのような岩と、その間から生えている植物で、その植物の間を抜けて歩いて行きます。
海の水もきれいで、海の直ぐ近くに家がありうらやましく思います。
海からなだらかな丘になって陸地が内陸に続いているので、横からきれいに見えます。
途中、海の見えるきれいな丘の上にすごくきれいな墓地がありました。
日本のお寺の墓地は暗くて狭くてこわいイメージがありますが、シドニーの墓地はとてもきれいでした。
海岸に平らな岩が多かったです。
途中、バス停を見つけましたが、ゆったりとスペースがあってかわいらしいバス停でした。
何度もアップダウンを繰り替えしながら自転車を引いて海岸線を歩いてやっとボンダイビーチに到着しました。
クージービーチの3倍くらいはある大きなビーチの前に、芝生の丘があってみんなそれぞれ思い思いの時間を過ごしていました。
さすがサーファーに人気のビーチなだけあって、素人の自分でも波の形がきれいだとわかります。
大きなクジラの風船を発見しました。
何かのイベントでもやってるんでしょう。
その横には芝生の広場がありました。
砂浜の砂もきれいで、歩くと「ギュッ、ギュッ」と音がします。
空にはシドニーの空港に行く飛行機が見えます。
日本のお好み焼きの出店が出ていてかなりの人気で、行列が出来ていました。
ここまでほとんど乗らず、引いて来た相棒です。
帰りは海岸沿いは行かず、自転車に乗って普通の道を帰りました。
シドニーは以外に坂が多くて、自転車にはつらいです。