メルボルンの路地裏をブラブラしたあとに向かったのは「旧メルボルン監獄」。
ここは、1851年に建てられ、1929年まで使用された監獄の一部を博物館として公開しています。
長い廊下の両側に部屋が続いていています。
独房や拷問器具、絞首台なども展示されていてオーストラリアの有名な義族「ネッドケリー」のデスマスク(デスマスクとは石膏や蝋で死者の顔の型をとったもの)と、生前ネッドケリーがつけていた鎧も展示されています。
もともとイギリスの流刑地だったオーストラリアで元囚人の父親から産まれたネッドケリーは、成長するにしたがって犯罪を重ねるも、警察の横暴なやり方に対抗して金持ちや権力者から略奪したものを貧しい人たちに分け与える義族になりました。
そんなネッドケリーのデスマスクですが、実際の顔から型を取ったものであるため、まるで行きているようなリアルさです。
隣に展示してある鎧も当時ネッドケリーが襲撃するときに使っていたものだそうです。
旧メルボルン監獄は人がいるところは良いですが、人がいなくなると静かで少し肌寒くて怖い感じがします。
海外の監獄なんてなかなか見られないものを見れて良い機会でした。
監獄って建築として建物の中を見ると長い廊下と左右対称な造りが写真映えしますね。