休学を決意した後も不安でした。
社会に一度出てしまえば、更に言えば外国の人たちから見れば大したことないですが、日本は飛び級もなく、同じ年の人は同じように小学校に行き、中学校に行き、大学に行き、卒業して就職します。
大学入試に失敗すれば浪人して一年遅れますが、それでもまわりには沢山同じような人がいますし、予備校に集まれば仲間がいます。
しかし、休学って仲間がいないんです。
人生の予定が一年丸々空いてしまいます。その間の予定は自分で埋め泣けれないけないのです。
休学を決意すると孤独が襲って来ます。
今までは、みんなと同じように一年ずつ一緒に上っていた階段で、自分一人だけ立ち止まるような間隔に襲われて怖くなったときもありました。
今思えば大したことないですが、やはりまわりに休学した人もいなくて、相談する相手もいなかったので、休学したりすれば就職のときの評価に響いてマイナスになるかもしれないとも思っていました。
実際には自分の考えを持って休学している人の話も聞かないで、マイナス評価にして落とすような会社は自分には合わないので行かなければ良いだけの話なんですけど、当時はやはり怖かったです。
人と同じことをしていると、それだけで安心しますが、自分で物事を考える力がなくなってしまう怖さもあります。
人と違うことをしていくのは、やはり最初は怖いですし、情報も少ないので自分で動いて探さなければいけません。大変な道ですが、自分を鍛えることができ、自分で考えて行動する能力が身に付くので、予測不能なことが起きた場合でも強い人間になれると思います。
しかし、一人で休学を決意してからは最初は悩んで、ネットでいろいろと情報を集めていましたが、最終的には悩んでも、悩んでいる時間がもったいないと思い休学届けを出すことにしました。